ドイツレベル系だと1/24、アメリカレベル系だと1/25という面倒な不統一スケールで展開されるRevellのキット。このカリフォルニアはドイツ系で1/24。独特の屋根開閉機構をどう表現するのかと思ってたら、同じくRevellのF50と同様の屋根開仕様と屋根閉仕様の2バージョンを売って2倍売っちゃう作戦だった。私がこのキットを購入した当時、日本は超が付く円高だったが、輸入キットにその円高具合はあまり反映されず、海外から個人輸入した方が送料掛かったとしても安かった。このキットも、確か香港のプラモ屋から買ったんだけど、日本で1個しか買えない価格で開閉2セット纏めて買えた。
出来も秀逸で内装の出来もRevellらしい質感。エンジンも再現されてはいるが、この閉のクーペバージョンはエンジンは省略して製作。
キットが安かったので、ついでにホビーデザインも同じ香港の店から2セット分購入。しかし、ボンネット固定で作ってしまったので、フロントグリルや開口部メッシュと内装の極一部しか使い途がなく、ちょっと勿体なかったかも。
毎度の如くタイヤとホイールはイマイチで、タイヤのショルダーのハイト、つまり扁平率が高く、トレッドも狭けりゃホイールもイマイチだったので、BBS型のメッシュホイールに交換。フェラーリF1のホイールに忖度しすぎてしまってディスクをゴールドにしたのは失敗。時代的に黒の方が相性良かったと思う。
サイドのダクトはボディー同色で良いんだけど、250GTカリフォルニアのオマージュでメッキ調塗料でクロム化。
マフラーの出来がイマイチだったので、マフラーエンド周辺をメッシュ化すると同時に、マフラーも微斜め出し形状から焼き入れステン管でストレート化。
元のタイヤパーツの影響で、キットそのままだと車高が高め。1mm強落としたんだけどまだ足りなかったかも。
塗装はちょっと変わったことしてて、濃いめのピンク下地にフィニッシャーズのリッチレッドで薄めに染めてからディープレッドを塗った。ディープレッドの赤みが良かったんだけど重ねると暗くなりすぎるのを嫌ってやってみたんだけど、全く無意味な重ねだったようです。単にディープレッド塗ったのと大して変わらん。
2010年完成