1/24 Audi R8 LMS EVA RT TEST TYPE-01 act.2

1/24 Audi R8 LMS EvaRT T01

 そういや先月、流行ってた「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」ってのを観てきた。

 元々コレを見に映画館に行ったわけじゃ無くてですね、旧知のパイセンの娘っこが女優さんやっとりましてね、その子が出演してる映画が公開してるから見に行ってやっておくれってことで行ったんですが、なんと上映時間変更(笑。調べて行けよオレ。

 で、帰ろうとしたら↑が1時間ほど後にレイトショーで見れると分かり、折角来たんだからと観てきた訳です。

 これが思いのほか面白くてね、見に行った状況からして事前知識が殆ど無かったんだけど、観た後調べたら庵野秀明が一枚噛んでたと(笑。

 所謂ファーストガンダムのリバース的な戦記がダイジェストで描かれる前半は、「シン・ガンダム」でしたねぇ(笑。まーたやりやがったよ。

 その前半部に出てきたガンダムやザクなどのモビルスーツのデザインがイイ!もうね、ヱヴァ!!アレ、流石にプラモ欲しいわ。福岡にバンダイのガンプラ直営店が有るから、プラモ出たらナントカして買っちゃおうと今から思うております。

 んで、映画ですが、後半はキャラデザまでガラッと変わって、一介のJKがイキナリガンダムに乗ってバリバリ操縦して相手をグーパンでぶっ飛ばす的展開って、ガンダムの本筋じゃ突拍子もないかもしれんが、そういうとこはまんまFLCLのノリでしたねw。流石にJKから何か生えてきてガンダムなるまでは無かったけど、辻褄が合わなくても全部予定調和みたいなノリ。FLCLだったら全然不思議ではない。

 っつーか、庵野+鶴巻ってまんまですやん。コアなアニメファンでなくとも判る「そのまんま」感。

 FLCL面白かったのに全然流行んなかったリベンジをガンダムで晴らそうってか?って単純な話じゃ無さそうで、ガンダムも数あるアニメの一つ位に思ってるワイのような門外漢でも、今作の本放送は今から楽しみです。

ボディー塗装とデカール

 以前作ったMP4/12CでもAMG GT3でも、ヱヴァRTのボディーカラーの紫は悩ましい色。

ネット上の画像や雑誌の写真なんかでは、紫ってのは実際塗られた塗料の通りに写らないので、実物を見たことが無い身としては、勘で決めるしか手が無い。

 更に困るのが、紫って光に反射する偏光するのでソリッドかパールかキャンディの判断が付かないんですよね。

 そんなわけで、今回も紫をどうするかから入るんだけど、このキットの場合、殆どボディー全体に巨大なカラーリング用のラッピングが施されていた実車の様に、ボディー全体をデカールによって仕上げることにあってんですが、ボンネットやフロントフェンダー、それにリアフェンダーにはボディー色とデカールでラッピングデザインを再現するような構成になってて、デカールに合わせた紫を塗る必要があるわけ。

 そのデカールの紫にはグラデーションが掛かってる上に、例えば右側面と左側面とでデカールの色合いにズレがあり、そこいら含めて考えると、デカールに合わせて色を調色ってのは諦めというか、近似値色を詰めてって妥協点を探ることにした。我ながら、文字で書いても意味不明だな。

 実験君(ジャンクから召喚した塗装の実験用ボディーパーツ)に色々な紫を塗ってみて調色したんだけど、デカールのどの部分の紫に合わせると良いかも判らなかったので、最終的にはキット指定のアクリジョンの生パープルという指定色から推察し、同じクレオスの油性の67番パープルをベースにして、ドア部分のデカールの一番明るいパープルに近づけるよう純色シリーズ使って微妙に調色してベースカラーとした。

 え?もうデカール貼ってますやん。サフ~デカール貼るまでの画像を撮ってませんでした(汗

 パープル吹いてクリアー吹いてカラーリング部分のデカールを貼付したのが上の画像。

 カラーリングではパープル以外にオレンジとグリーンの部分も一部塗装しなきゃならんのですが、

グリーンはガイアカラーのエヴァグリーン+蛍光グリーン+白、

オレンジはキット指定だとアクリジョンのクリームイエローなんだけど、油性にはそんな色は無いので

ガイアのエヴァオレンジイエロー+黄燈色

でソレっぽく塗ったつもり。つもりっつーのは、デカールにもグリーンも2階層の彩度違いがあり、オレンジも3階層異なる彩度。

 もうね塗ってて、こういう時、どんな色を塗れば判らないのと言われても笑っても何も解決しなかったです。

 また、キットのテールのカラーリングに少々疑問。この部分、グリーンのライン部分はデカールで用意されてんですが、入手した実車画像では緑の上下はホワイトのラインが入ってるみたい。

 みたいっつーのも、ネットの画像やミニカーなんかには後年のEVOⅡ用のカラーリングをこのタイプのR8に施してる物が大量に捲かれてて、もう何が真実で何が嘘なのかララァが教えてくんないなら僕には判らない状態。

 っつー訳で、デカールに無い白のラインは塗装にて。ついでにその下のオレンジの部分も、キットのデカールだと寸足らずなので、スポンサーロゴだけ切り出してオレンジは塗装にしました。

 超面倒で悩ましいベースの紫・グリーン・オレンジ・グロスブラックの4色のカラーリングを妥協の連続で塗装で済ませてから漸くデカール貼り。

 で、このデカール。曲面や凹凸に馴染みやすく位置決めもしやすい反面、ちょっと変な質感のデカールです。少なくとも、今までこんな質感のデカールには出会ったことないなぁ。

 しかもですね、カラーラッピング部分のデカールとスポンサーロゴを中心としたデカールで、デカールのシートが別になってんですが、両者でデカールの質も異なってる謎仕様。所謂プラモにありがちな慣れてる質感のデカールがスポンサーロゴの方で、未知の質感がラッピングの方。

 この質感の違いが、後で大事故を起こすんですよ、テレビの前の奥さん。あ、奥さんとか言っちゃうと令和では怒られるんだっけ。

 カラーラッピングのデカールの上にスポンサーロゴをペタペタ。キット指定に無い部分としては、ボンネット上のNACAダクト部分とボンネット&エンジンフードのキャッチピンの部分にはカーボンデカールを貼った位か。

 ボンネットのラジエターエアアウトレットの部分は、デカールを組み合わせて貼るんだけど、ちょっとだけ寸足らずなので、継ぎ目に隙間が出来ないようにグリーンの塗装を下に入れて予防しといた方がイイ。前に作ったヒロのDBR9で似たような事があって痛感したので、今回は予防しといたら役立ちました。

 ドア下サイドステップ上のスポンサーロゴは、幅がっけこうギリなので、リアタイヤ前のNACAダクト部分ダクトを囲む赤枠のデカールを先に貼ってからスポンサーロゴを貼った方がイイっすね。

クリアーコートとトラブル発生

デカールが済んだので、一旦洗浄して糊を落とし、感想ブースで充分乾燥させてからクリアーコート。

今回もデカールの上にクリアーなのでフィニッシャーズのオートクリアー。

二重にデカールを貼ってるので、中研ぎを入れて更に追いクリアー。

ところが、

 中研ぎ入れててドアのデカールに変な皺が寄ってましてね、通常コレも失敗の類いではあるけど、皺が消えるまで研いでクリアーで埋めてしまえば、大体の場合はリカバーできるんだけど、今回はそうは行かず。

 中研ぎ後のクリアー入れると状態は悪化し、デカールの印刷面が溶け出して悲惨なことになってリカバー不可能な状態になった。実はリアフェンダーの極一部とルーフの極一部にも発生したんだけど、ソッチはリカバーできたのに、ドアだけダメでしたね。

 ここで困ったのが、このキット、先ず以て1/24のプラモなのに円安効果も相まってキット価格がクソ高い。更には、海外物故にデカールのアフター請求がほぼ不可能。

 多分最適解は、全部捨てて忘れて、マシーネンでも作ろうかと次のキットを棚から卸してくるってのだろう。

 で、ふと「ワイのヨドバシのポイントって結構貯まってたんじゃなかったっけ?」って思い出しまして、確認してみたらキットもう一個買うのも余裕で貯まってました。

 っつーことで、急遽もう一個ポチりまして、そのポチったのが無駄にならないように、SKデカールのEVOⅡではない方のエヴァカラーのGT300用(NUNU用)のデカールを取り寄せて、追加でポチった方も無駄になんない様にしときました。

そんな訳で、ダメになったドアはIPA風呂に入湯して頂いて再出発。

 作りすぎてタップリ残ってたボディー色を塗って、同じ手順でデカールまで到達。

ただ、予想として、デカール軟化剤を使った事か、もしくはデカール貼付後の乾燥時間が充分取ったつもりだったけど結果的に少なかったのが拙かったのだろうと考え、今回は1週間デカールを乾燥させた上で、プロホビーのデカール糊を使い、どうしても馴染まないところのみ軽く熱を入れて貼り付けた。

クリアーは、所謂砂吹きの連続で慎重に。中研ぎも入れず、ちょっと乗せては乾かしを数日掛けて繰り返し、表面にシッカリと層が出来てから軽く中研ぎ入れて更に追い「クリアー砂吹き繰り返し」。お陰で、デカール貼ってクリアーコート終えるまでで2週間使ったよw

 その甲斐有ってか、今回はノントラブルでクリアーコートを終えることが出来た。

 分析はしてないしメーカーに尋ねようも無いのだけど、推察するに、このキットのデカールの内、カラーラッピング部分のデカールは、通常のデカールだとユーザーが失敗するリスクが大きく、少しでも失敗が少なくなるようにとの余計なお世話で、デカールのフィルム層に通常とは異なる仕掛けが施されてんじゃないかと思うんすよ。

 で、クリアードバドバ吹いたら表面の保護フィルムみたいな層が印刷層から剥離してトラブった、もしくはフィルム層のせいで水抜けが悪く乾かないうちにクリアー入れたもんだから印刷面と保護層が剥離したのいずれかが要因じゃないかなぁ。

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