先日、出張りで山口の新山口~宇部辺りに滞在してたんだけど、宇部と言えばエヴァですね(乱暴
劇場版シン・エヴァンゲリオンのラストシーン、マイナス宇宙世界から解放されエヴァの呪縛の無い世界で、声が何故か神木隆之介のイケボになったシンジと輪を掛けてドエ○な姐さんになったマリが手を繋いで旅立っていくシーンの舞台が山陽本線の宇部新川駅ってのは有名な話。
実際、ワイが行った時も未だギリでキャンペーンやっとりました。

第4弾だそうです。吉本のやすえ姐さんじゃあるめぇし、どこまでチューチュー吸ったろうと思うとるんでしょうねw
そう言いながらも、キャンペーンのクエストは無視しましたが、折角来たのでって事で、新川駅でエヴァっぽい絵が撮れないかとカメラで遊んできました。



映画でシンジとマリがイチャコラしとったのは3番線ホームの下り側端のベンチ。


一方で、違う世界線で動き出し、シンジとは別な道を歩む他のキャラが佇んでいたのが対面の1番線ホーム。

シンジとマリがイチャコラ手を繋いで駆け上がってった跨線橋の階段。

どれも、シンエヴァを30回くらい見た皆さんにはお馴染みの場所ですな。
スゲェよなぁ、浜田省吾の「Money」の歌詞を地で行くような地方の小さな駅の何の変哲も無い風景が、アニメの舞台として描かれただけで観光地化するんやから。そら自治体も可能な限りチューチューしたいわな。

モンモデル Audi R8 LMS EVA RT 初號機

今のような円安になる前からソコソコお高かったモンモデルのプラモですが、最近は車にも触手を伸ばし、こんなニッチなのも出してきました。っつーか、エヴァそのものもスンゲェ価格で出してますしね。
1/24で1万円オーバーとか、ほんの10年前のガレキの価格に追いつきそうな価格設定に二の足踏みますが、EVAに釣られてまんまと買わされたのが「アウディR8 LMS EVA RT TEST TYPE-01」。
ちょっと特殊な個体でして、FIA GTWCのマカオ戦で香港のドライバーが乗ることになったのがコノ車両。日本人的には「出すなら日本のGT300仕様のEVOだろう」と思うところですが、メーカーが大陸なのでこうなったんかと思う。
しかも本線仕様じゃなく、プレス発表仕様なので、フロントグリルにステッカーを強引に貼ってたり、正規ゼッケンも無ければタイヤのサイドウォールロゴも無い仕様をキット化。
お陰で製作のための資料を探し回るも皆無に等しい有様で困りましたよ。作るよりも資料探しの方に手間取った。
2023年のマカオGTでは、車体にデッカく「MENG」とスポンサードした証しまで付いたEVA RTのAMG-GTが出ましたが、モデラー殺しの複雑なバイナルが描かれた初號機カラーを全身デカールで埋める仕様でのキット化かと期待してたけど、アナウンスは今のところ無いですねぇ。AMG-GTは、タミヤというプラモ界の世界基準が出してるけど、そっちはミニカーライクな簡素な内容なので、MENGMODELのコンセプトなら充分イケるんじゃねぇかな。知らんけど。
全体仮組

このキットは、フジミのエンスーみたいな内容を盛り込みながらも、ディテール再現優先か組み立て易さ優先かであれば、後者を選択する方針の様に思う。
ドア開閉にリアハッチ開閉、室内も補器類まで再現してるし、エンジンルームも開口部から見たときに不足がないように、立体化する物と省略する物を意図的且つ合理的に取捨選択して盛り込んでる。
そのお陰で、精密なのに組むのはパチピタで凄く組みやすいさすが新型、胸もピッタリで、気持ち、いい!。日本メーカーのプラモを散々作ってきた立場から言えば、近代タミヤのモデルカーキットとガンプラの技術を合わせたような組み立て精度の高さにビックリした。
マステで仮組したんだけど、マステ無しでも組み上がるんじゃないかと思うくらいにピタッとハマる。やることがねぇ。
と、思いきや、タイヤを組み付けてみると、前後とも、特に前のタイヤのフェンダーからのはみ出し量が多過ぎて保安基準違反です。

ね、こんくらいはみ出す。同社が出してるR8のEVOⅡだと、今回のR8ととはフェンダーの張り出しが異なるので、もしかするとその影響かな?

トレッドそのものを狭幅させると仕事がタイヘンなので、手軽にナックルのハブ部分を短くし、とブレーキキャリパーパーツのハブ固定用の出っ張りを削り取って調整。ポリキャップも当然カットして全長を調整。

まだちょっとフェンダーのエッジに掛かってて、特にフロントフェンダーはステアさせると微妙に当たっちまうんだが、見た目はイイ感じになった。
後は特に問題無し。ビックリするくらい問題は本当に無しだったよ。

今度はロールケージも組み込んでみる。これまた接着剤無しでもシッカリ組める程の精度になってるし、エンジンルームに伸びるバーもキチンと再現されてて言うことなし。
ただ、パチピタ過ぎるので、窓などのクリアーパーツは仮組で追わず、最後に合わせ込む方が良さそう。
逆に開閉のドアや別パーツになってるボディーの一部などは、塗装前に組み込んでおく方が良いと判断。バラして塗ればマスキング不要にもなるから都合は良いんだろうけど、塗り分けよりもキツキツではめ込めなくなる方が怖い。
大体確認できたところで、今回はボディーを先に塗るのはヤメて、シャーシから仕上げていくことにした。これだと時間効率は悪いんだけど、ガレージキットのフルディテールを作るのと同じ工程を踏む方が、最後の辻褄合わせで何か起きても、仕上がったボディーを前に頭を抱えるような事態は避けたかったんだ父さん。
室内の製作

室内は、シャーシパネルの上にフロアパネルを重ねる二重底構造。塗装は参考になる画像が見つからなかったので、インスト指示と日本のGT用車両の画像を参考にした。
キットにはダッシュボード用のカーボンデカールが用意されてるけど、他の部分は概ね省略されててバランスが良くなかったので、シート裏・ドア内張・センターコンソールとセンタートンネル・等にもカーボンデ表現をデカールで追加。
ダッシュボードのカーボンは、キットのデカールだと全て賄えず、所々に織り目がない部分が出来てしまうので、ベースカラーもデカールの色合いに近い色を調色して塗り、更に目立つ部分には色が近いモデラーズの超古いガンメタのカーボンデカールの切れ端を継ぎ接ぎして整えた。

なんかメーターフードのカーボンは先端が皺寄ってるね。画像にしたら分かったからこんな時どんな顔すればイイかわからないの笑えばイイと思うよ。
真ん中のエアダクトの煙突もキットではデカールが用意されてるけど、スンゲェ貼りにくかったので、使い慣れてるモデラーズ製を使ったよ。


他にもファイアウォールエンジン側には超古いケブラーデカールを。捨てんの勿体ないから無理矢理使ったら、千切れるわ穴空くわ皺寄るわで酷いことにw。でも、このケブラー部分は、上からクリアブラックを吹いて暗くするので、そうした疵はどうでもよくなるよねカヲル君。
室内側は、実車だとやはりカーボンなのだが、完成すると薄暗すぎて見えないので、カーボンっぽいとそうで済ます。
シート裏にはタミヤのカーボンデカール。センターコンソールはボタン周囲のみキットのデカールで、コンソールの箱本体はモデラーズ。


室内の補器は、↑緑丸部分に自作で追加。運転席フットレストのカーボンは、他の部分のカーボンデカールを貼ってクリアやスモーク吹いて半艶クリアーまで塗った後に気が付いた箇所なので、ハセガワのカーボンフィニッシュで辻褄合わせ。


配線関係は、資料画像から目立つ物だけピックアップして追加。
シートは表面には黒サフ吹いてファブリック布質感にし、背面はタミヤのカーボンに半艶クリアー。
シートベルトは、どうやらシュロスが付いてるっぽいが、生憎と手持ちにロゴでカールがなかったので黒無地で。ベルト金具はキットにちゃんと付属してるのでソレを使用。
次回はエンジンからナントカしなさいよバカシンジ。