1/100 バンダイ MG サザビーver.Ka

1/100 MG SAZABI ver.ka

 RGで今時ガンプラ初体験し、暫く模型製作から離れてた時期にリハビリ代わりにとMGに手を出してみたら酷い目に遭ったという話。
 酷い目と言ってもキットそのものは頗る良いキットでした。精度もパチピタだしド迫力サイズだしアホみたいに可動するしでバンダイの設計精度の高さに脱帽。じゃぁ何が酷い目かというと、パーツの多さですな。ランナーが多すぎてコレの管理だけでも作業場所のかなりのスペースを占有されてしまったし、パーツをバラバラのまま塗装するので持ち手の必要数が異常。急遽ネットで激安竹串持ち手を100本単位で買い足す羽目になった。ガンプラ好きは、毎度毎度こんな事やってんのかと感心するやら驚くやら。
 RGでヤメときゃ良かった手を出すんじゃ無かったと途中で後悔しながら、早く完成させて作業エリアから去って貰うべく、自分的には相当な突貫工事で完成させたものの、このサザビーだけで後にも先にもMGは買ってない。ホントはウィングゼロver.Kaってのも買う気になってはいたんだけど、転売屋ーショックが発生し始めた時期でもあり入手で出来ず萎えたので、プラモ人生最初で最後のMGガンプラに今のところなっとります。

 
コッチ方面の専門の人から見ればアレコレ改修ポイントとか出てくるのかも知れないが、流石にこのパーツ数をイキナリ本組って訳にはいかないので、1回無塗装で全部組み上げてみたんだけど、門外漢なオッサンには全然問題無く見えたので、本組みでも改造等は殆どしてない基本的に素組みってヤツです。僅かに加えたのは筋彫り追加と数カ所のプラパーツ(リベットとか凸モールドとか)の埋め込み程度。筋彫り等のディテール足したのは、パネルオープンギミックの影響もあって情報満載な下半身に対して、上半身は顔の小ささも相まってスッキリし過ぎていたので、そんな上半身を中心にチョコチョコとディテール情報を追加してみた。手持ちに車や飛行機用のディテールアップ素材しか持ってないこともあり、地元模型クラブのお仲間から貰ったガンプラ用パーツが大助かり。
 あと両掌は、このキットの目玉機構でもある超絶フル稼働一発抜き成型パーツは、素材にABS系の樹脂が使われてて、これだと塗料溶剤の浸食で折れるおそれがあったので、保険のために別売りのバンダイ製ハンドセットも並行して作っておいたのだが、結果そのハンドセットの手に入れ替えてます。公式バンダイ製パーツと言いながら、このサザビーには軸を2mm延長しないと付けられなかったよ。

今回の製作は塗装が主体だったので塗装色を記録しときます。
赤①[外装]・フィニッシャーズ ファンデーションホワイト+ピュアオレンジ(下地)
      +バルケッタ マルチレッドをコート
赤②[外装]・クレオス GXクールホワイト(下地) 
      フィニッシャーズ マイカレッド+クレオス 蛍光オレンジ(上塗)
赤③[外装]・クレオス GXウィノーブラック(下地①) 
      フィニッシャーズナイトゴールド(下地②)
      フィニッシャーズ マイカレッド(上塗)
赤④・ガイア スターブライトジュラルミン(下地)
   ガイア 純色マゼンタⅡ(上塗)
フレーム基本色①[基本骨格]・クレオス スーパーステンレス+クレオス スーパーアイアン+クレオス 焼鉄色
フレーム基本色②[外装裏の骨子]・クレオス スーパーファインシルバー+クレオス 旧クリアーブルー+ガイア 蛍光イエロー+ガイア 蛍光ブルー
ゴールド①・クレオス スーパーファインシルバー+クレオス スーパーゴールド
ゴールド②[動力パイプと各部ノズルのインナー]・クレオス スーパーゴールドにクレオス マジョーラ マゼランをコート
シルバー①・ガイア スターブライトジュラルミン
シルバー②[各部ノズルのアウター]・クレオス スーパーアイアン
シルバー③・フィニッシャーズ フォーミュラークロームにクレオスクリアーブラックをコート
シルバー④・フィニッシャーズ チタニウム
シルバー⑤・タミヤ エナメル チタンシルバー
黒①[ボディの黒塗装指定部]・ガイア フラットブラック+クレオス カッパー
黒②[バックパックの黒塗装指定部]・ガイア フラットブラック+クレオス カッパー(フラットブラックの量が黒①の2倍)
黒③[武装及びシールドの黒塗装指定部]・クレオス ミッドナイトブルー+クレオス RLMグレーバイオレット+クレオス 艶消し黒+雲母堂 CCパールPGブルー
グレー①[プロペラントタンク]・クレオス グレーFS36118
グレー②[プロペラントタンク]・クレオス グレーFS36622
グレー③[両手掌]・クレオス RLMブラックグレー+カウリング色+スーパーアイアン
クリアー①・ガイア EXクリアー
クリアー②・フィニッシャーズ スーパーフラットコート

 ガンプラは墨入れが怖いの法則で、今回も以前のRG同様墨入れは一切していないっす。なので、パネルラインが外装に埋もれないように塗装時に小技色々効かしてんですが、その影響かどうも右手人差し指がバネ指症になっちまったっぽい。ヤレヤレですわ。
 今回も又もや画像撮影時に立ちポーズをどうするかで頭抱えたんですが、ちょうど先日模型クラブの例会があったので、コレを持ち込んでクラブのガンプラ専の人からレクチャーを受けてみました。ただ立たせるだけでも中々難しいもんですね。
 尚、このキットには所謂”道具”が「ロングライフル」「ショットライフル」「ビームサーベル」「ビームトマホーク(?)」ってのが付属してるんですが、ぶっちゃけ本体作るだけでチョット飽きちゃった疲れちゃったなので作ってないです。完成後はガンプラ作る時間ないけどガンダム大好きな友人に「武器くらい自分で作れ」と本体ごと丸投げプレゼントした。

 自分の性分としてはやはりこのサイズのガンプラは向いてないようです。あのバラバラで塗装するってのは勘弁だな~。相性的には、程良い精密感と作り応えがあり、尚且つバラバラで塗装しても言うほど場所を取らないし、完成しても置き場に困らないということで私にはRGが最適解の様です。 

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