EVA RT TYPE-01 Rn-s AMG GT 2016 Act.3

模型趣味

最初のクリアー塗装から約一ヶ月、中研ぎ後のクリアーから2週間以上経過したので、仕上げの研磨作業に入ります。

①光に照らしてデカールの境界が凸ってるので、デカールの上の余分なクリアーのみを削るのに消しゴムに巻いた#1500ペーパーで段差消し。

②全体を#2000で乾研ぎして柚肌消し。水研ぎに切り替えてペーパー傷消し。

③ラプロス#6000→ラプロス#8000で艶出し

④3Mの82876コンパウンドで鏡面磨き

⑤セラミックコンパウンドで最後の艶出し

っつー手順が我が家の不文律。今なら他にも研磨アイテムが有るんだろうけど、こういう手の感触が関わる作業は、仕上がりに不満が無い限り

そうそう変える気にはならないっすね。柚肌を均すのか、傷を消すのか、艶を出すのか、油分を除去するのか、結局のところ研ぎ出しっつーても、このうちのどれかの作業を施してるだけなので、目的を達成できればツールやマテリアル含めて手順なんて何でもイイわけです。

なので、消耗材でしかない研磨用ツール&マテリアルは、田舎者でも近場で安定して調達できるに超したことはないわけよ。

っつーわけで、タミヤのフィニッシングペーパーとハセガワのラプロスが我が家では今でもレギュラーです。最近全然作ってないけど。

どうでもいいけど研ぎ出し作業のペーパー掛けやコンパウンド掛けの時、時として猛烈な睡魔に襲われるのはワシだけだろうか。

そういうのもあって、工程④のコンパウンド3Mウルトラカット82876での研磨は、全てのパネルを一度磨いてから、少し時間をおいてもう一度チェックすると見落としてた磨き残しや小傷が見えてくるんすね。

なんせ作業が地味すぎて、作業中に思ってるのは

「もうやめたい」

「早く開放されたい」

「もうエヴァには乗らない」

ってなネガティブな思考全開です。これによってバイアス掛かっちゃって見落としとが増えるんかと解釈。

なので、今回も2周しました。その上でセラミックコンパウンドで仕上げるのが毎度の流れ。最近全然作ってないけど。

ともかくも研磨を済ませてツルテカに出来たら、小物関係を粛々と仕上げる。

タイヤとホイールは、ADVANとWORKの組み合わせ。今回使用した元キットはワークスカラーの車両のキットなんだけど、そのままだとホイールが異なる。

 後発の仕様違いLEON仕様のホイールがコンケイブが浅めであることを除いてスポーク形状と本数が同じなので、カスタマーでパーツを取り寄せて流用。ホイールカラーはガイアの初期版のガンメタに黒少々。

 タイヤのロゴはホビーデザインのデカールにちゃんと入ってたのでそれを貼って、ホイールにはめてからホイール部分をマスクしてタイヤ用の自家調色半艶クリアーでコート。

わざわざマスクするのは、貼って塗装してからホイールに組むと、デカールの状態によっては割れたり剥がれたりすることがあるから。

実際何度かその手の失敗をやらかした経験あり。なので、ホイールにはめてからマーキングってのを推す。ワシは最近全然作ってないけど。

ヘッドライト部分は、KID BOXで扱ってるPLUS ALFAというプライベートブランドの3Dプリンター射出パーツを使用。モデグラに載ってたパーツやね。

当初はSKデカールのレジンパーツを手に入れようと思ったけど、すぐに入手難になって田舎者には厳しかった。

犬小屋からのメールに即応しときゃ良かったよ。犬小屋も感染症拡大の影響で2年位行ってないな~。オッチャン元気だろうか。

 で、今回買ったヘッドライトのパーツが2500円位とお高いのは、3Dプリンター造形ってだけじゃなく、

塗り分け不要にすべく4パーツに分化して形成されてるからかも知れません。パーツは別れてるけど合いはパチピタだし

塗り分けも必要としないし、レジンと違って非常にシャープな造形になってて、個人的には何とかギリギリ納得出来る価格。

 今回は4分割パーツの内、ヘッドライトと下辺の3連LEDのパーツは、型取り粘土を使ってUVレジンで複製し透明化して、

裏にミラーフィニッシュを貼って使用してます。

ボディー側とのマッチングもパチピタになっとしまして摺り合わせさえ不要でした。透明化不要のパーツは、元のパーツをそのまま使用。

3Dプリンターパーツは、超音波洗浄機で洗浄し、等高線みたいな積層痕をペーパーで均し、HGプラサフで下処理してから塗装。

HGプラサフっつっても、もう10年以上前に市場から消えてるから今は通じないか。造形村のプラサフがHGと中身が同じと聞いた事があるけど未確認。

ライトユニットのベース部分は艶消しの黒、デイライト部分は当初ミラーフィニッシュ貼って見たんだけど細かいモールドが死んだので塗装に変更。

ライトカバーはGT300レギュレーションに合わせてクリアーイエローで塗装。

フロントウィンドウは上辺のハチマキのデカールを貼ってクリアー塗装後研ぎ出し。アンチグレアの黒を裏面から塗装する為のマスキングシートが同梱されてるのでフロントリア共に使用した。タミヤと言ってもこの手のシートがピッタリ合うことは稀なのだが、案の定コイツもオーバーサイズ。なので真ん中から切って2つに分けて使用。

 リアは更に両サイドに裏面からデカールを貼るので忘れないように。実際は穴が空いてるのだが、穴開けちゃうとパーツの厚みで見た目が却ってわるくなる筈なので大人しくデカールを使用。

リアテールライトは、クリアーのカバーをボディー側にスナップオンで装着し、それをメッキ&クリアー成形のテール本体をカバー裏側にピッタリ合わせて本体のみを接着する構造。ちょっと何言うてるか分かんないけどそういう構造。

で、このスナップオンっつーのが曲者で、仮組みすべくボディーにカチッと填め込んだら外れなくなりました(汗

エッジをボディーカラーで塗ってパーツの厚みが分からないようにしようと思ってたのだが、無理に外そうとして破損させるの避けるべく断念。

あとユニット本体もメッキパーツに艶消し黒で一部塗り分ける必要があったので、マスキングしてミッチャクロン塗った上に塗装。

メッキは金属皮膜なので、ミッチャクロンも問題無く使えますっつーか使わないと塗料が定着しない。

クリアレッドで塗るパーツに極小のデカールを貼る指示があったので、当該部分をマスクして無塗装にしといたのだが、パーツの厚みの影響で良い感じにならなかったので結局デカールを貼った。

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