AOSHIMA 1/24 Lamborghini Aventador Roadster

1/24 AventadorRoadster

先日Amazonから謎の荷物が着弾。こういう「え?ワシ、何か買ったっけ」って着弾は、かなりの確率でプラモですね。プラモって、予約受付から発売までが非常に長い事が多く、更に実際に発売日通りに出てくるのは稀だったりしますから、忘れた頃に届くんですな。

届いたのはファインモールドの「スカイ・クロラ」登場機体の散香マークB。

「スカイ・クロラ」は押井守の作品の1つで、聞くところでは本作が原因で数年業界から干されたとかw。そもそも押井守は天野喜孝を担ぎ出して「天使のたまご」を世に出しちゃったところがスタートでしたから、多少干されようが何されようがお構いなしなんでしょうけど、個人的にはこの「スカイ・クロラ」は押井作品の中でも好きな作品だったりする。

 原作改編の常習犯である押井守監督さくということで、この「スカイ・クロラ」も結構やらかしてるらしいんですが、内容自体は逆にいつもの押井守らしさが成りを潜めてる印象で、静かに彼流の反戦メッセージが聞こえてくる両作だったんだけどなぁ。世間評は散々だったらしい。

 で、その「スカイ・クロラ」の中で描かれる美しい青空を飛ぶ主人公機が散香マークB。元々原作ではラファルの様な先尾翼機だったのを、押井監督が「震電みたいなもんよね」と勝手解釈したのか映画では震電みたいなエンテ機になってた。これが実に良くて、ファインモールドからキットが出ると聞いて買おうと思ったんだけど、何が原因かは思い出せないんだけど買いそびれてしまった。それから再版されず、映画は転けたと言われてるのにオクなどではプレ値になってて、そのうちスッカリ忘れた頃の2024年になって何故か再版決定。なんで再版されたんでしょう??まぁ、お陰で入手出来ましたが。

ありがたや~。


アオシマ 1/24 アヴェンタドール・ロードスター

アオシマ製 1/24 ランボルギーニ アヴェンタドールロードスター。
パーツがバラバラで非常に多く組むのに時間の掛かるキット。

 他のバージョンとしてLBWK仕様のアヴェンタドールもキット化されて、ソッチはパーツ数も少なくスッキリカッチョ良く出来上がるらしいんだけど、個人的に元デザインをイジり倒してる件のバージョンはあまり興味が無いので、このクソ面倒くさい方を選んでしまうのであった。

言い訳がましいけど、製作期間が数ヶ月単位で飛び飛びになったこともあり、色々と失敗の多い出来上がりとなった。

 以前クーペ版も作ったのだが、その際にドアの開閉を断念せねばならず心残りだったので、今回はドア開閉をちゃんと機能させることをコンセプトに製作したものの、ドア開閉に囚われすぎてリアゲートのチリが追い込めずコッチの開閉は諦めるという、文字通り何とも締まらない結果に。

 ちなみに、そのドアだけど、結局開閉はキチンと出来るんだけど、上に開いて固定するには支え棒を入れてやる必要があり、撮影時にその棒も見当たらず、使い方も直ぐには判らずでドア開の画像を取り損ねるというお粗末な事に。そのウチ何かのついでに開いた状態も撮影し、その時にはここに追加しておこうと思う。

 尚、前回クーペ版の時にはリアゲート閉まったのになぁと確認してみたら、ゲート裏のパーツを丸っと省いて組んだからクーペは閉まったのだと判明。

 ただ、このロードスター版は、件のゲート裏のパーツとエンジンフードガラスのクリアパーツが組み立てに関わってるので、省くにしても単にパーツを使わないってだけでは解決しないっぽい。

 いずれにせよ、毎度の如く仮組サボるからこうなるって事ですね。まだSVとアニバサリオが残存してるので、次こそはとか思ってみる。懲りんなぁ。

 一応リアゲートの裏のパーツはガッツリ接着してるので、接着を外そうとして被害拡大に陥るのが怖いので、ゲート裏の干渉部を慎重にリューターで削ってなんとか見られる状態にしたつもり。


 塗装は、近年はパールやらキャンディやら粉系ばっかり塗ってたので、偶にはメタリックをとパープルメタリックを調色。そう、かのチバラギのローレルとかグロリアに塗ったくられがちだった紫メタですな。

AOSHIMA 1/24 Lamborghini Aventador Roadster

塗装色
ボディーカラー:
紫:ガイア純色バイオレット+同純色マゼンタ+クレオスNo.8シルバー
黒:フィニッシャーズ ピュアブラック
ホイール:
クレオス GXクリアーブラック(キットのメッキの上にコート)
別売りエッチングセット(アヴェンタドールLP700-4用)使用
ヘッドライト部 UVレジンにて複製
エンブレム類:ホビーデザイン 立体デカール

 はい、こうして出来上がってみて、大人しくキャンディーパープルにしときゃ良かったと思うとります。メタリック粒子が現代の目から見ると派手過ぎ粗過ぎでしたね。

 ヘッドライトはUVレジンで複製してデイライト部分はクリアーホワイトで塗ったんだけど、何故か写真で撮ると青く写ってしまいます。カメラの影響か光源の影響かちょっと原因不明。クリアホワイトでは無く3000番くらいのペーパーで磨いて微妙に曇らせるとかの方が良かったか。
 ホントは、メーカーがクリアパーツで用意してくれるのが一番助かるんですけどね。

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